鍼灸の効果

鍼灸による症状や美容に関する効果について詳しくご紹介

鍼灸について一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、どのような効果があるのかについてはご存じの方は少ないのではないでしょうか。鍼灸は痛みなどの症状だけでなく、美容面でも効果に期待ができるのです。そこで今回は鍼灸の効果について、詳しくご紹介いたします。

1. 鍼灸とは

鍼灸は鍼や灸を使用することによって、弱った機能を回復させることを目的とした東洋医学の一種です。私たちの身体には経穴と呼ばれるいわゆる『ツボ』が非常に多く存在しており、その経穴に対して鍼や灸の施術を行うことになります。

メカニズムとしてはまず、症状や部位に応じて適切な経穴を選び、鍼や灸によってツボを刺激します。その刺激によって皮膚や筋肉などの組織に微小ながら傷がつくことになるのですが、それが狙いとなるのです。傷がついた組織は自然と修復する働きがあるため、細胞が活発化されます。その結果免疫力や自然治癒力が高まり、症状が発生しにくい体作りができるのです。

病院での医師による治療では薬などを用いて症状の改善を行いますが、鍼灸は体本来の機能を高めることによって治癒を目指すものとなります。そのため症状を改善するだけでなく、それ以降症状が出にくい体を作れるのが大きなメリットとなります。効果に期待ができる症状には限りがありますが、該当する場合にはぜひとも施術を受けるべきといえるでしょう。

使用する鍼に対して、不安を感じる方も少なくありません。しかし注射器で使用されている針の約3分の1という非常に細いサイズのため、実際には痛みはほとんど感じません。また注射針は血管や皮膚を突き破るために斜めにカットされているのですが、鍼灸の鍼は皮膚や筋繊維の間に滑り込ませるので、先端は丸みを帯びているのが特徴です。

2. 鍼灸によって改善が見込める症状

鍼灸の施術によって改善が見込める症状は、代表的なものとして以下の3つとなります。

2-1. 肩こり・腰痛

生活しているなかで出る症状として、最も多いものといっても過言ではないでしょう。年齢や性別に関係なく、多くの方が普段から悩まされていることでしょう。肩こりは疲労を感じてしまい、腰痛は悪化するとなにをしていても痛みを感じてしまい、日常生活において大きな支障を与えかねません。なかなか改善することが難しい症状ではありますが、鍼灸の施術であれば根本解決に向けてアプローチが可能となるのです。

2-2. 眼精疲労

現代はスマホやPCが欠かせない時代のため、その結果眼精疲労に悩まされる方も増加していることでしょう。かすみを感じる・しょぼしょぼしてピントがあわせにくい、充血するなどが主な症状となります。悪化することで頭痛や目眩などの症状も出はじめてしまうため、早い段階で改善すべき症状です。鍼灸での施術と同時に、目への負担が少ない生活を考えることも大切です。

2-3. 自律神経失調症

疲れやストレスなどの影響で自律神経が乱れてしまうことによって、頭痛や目眩・イライラしやすいなどといった症状が出てしまうのが、自律神経失調症となっています。症状は出ているにもかかわらず原因がいまいちはっきりしないため、自律神経失調症であると判明するまで、つらい症状に悩まされてしまうことが特徴です。

3. 美容効果にも期待ができます

鍼灸には美容鍼という施術があり、それによって美容効果にも期待ができるのです。主な効果としては以下の3つとなります。

3-1. コラーゲンの生成

お肌のハリやツヤの源となる成分はコラーゲンです。コラーゲンが十分に分泌されていることでお肌はハリツヤのある状態となりますが、紫外線のダメージなどによって徐々に分泌量が減少してしまいます。しかし美容鍼の施術を行えば皮膚の深くにある細胞が活発化するため、コラーゲンの分泌を促す作用が期待できるのです。

3-2. 表情筋の引き締め

表情筋は疲れやストレスの影響で緩んでしまいますが、それが顔全体のたるみにつながります。お顔のたるみは若々しさを失わせてしまう、大きな要因となります。美容鍼では表情筋や細胞に対してダイレクトに刺激を与えられるのです。そのため施術後、すぐにその違いを実感してもらえることでしょう。

3-3. 血行促進

美容鍼では顔全体に刺激を与えるため、全体的な血行促進効果にも期待ができるのです。顔周辺の血行が滞ってしまうと老廃物が溜まりやすくなり、シミなどの原因となります。血行が促進されることで老廃物が正常に排出されるようになるだけでなく、栄養がしっかりと行き渡るようになるのです。

4. 副作用について

多くのメリットがある鍼灸ですが、気になるのは施術後の副作用の有無ではないでしょうか。医師によって処方される薬のなかには副作用が存在しているものが多くありますので、あらかじめ把握しておかなければならない部分となります。しかし鍼灸において副作用は、基本的に存在しません。

ただし好転反応としていくつかの症状があらわれることがありますが、それは主に以下のような症状となります。

4-1. 倦怠感

鍼灸の施術によって細胞が組織修復をするのですが、その過程で代謝が活発になります。その状態になると、全身への倦怠感を覚えることがあるのです。正しく組織修復がされているという証となりますので、そのままいれば2日間ほどで解消されます。

4-2. 治療部位あるいはそれ以外の部位への痛み

鍼灸による刺激によって組織修復が起きますが、その際に痛みを感じることがあるのです。一見改善されていないように感じてしまいますが、あくまでも好転反応としての痛みのため、問題はありません。また施術していない部位に、痛みを感じることもあります。これは施術によって施術部位の痛みが消えたことによって、それよりも弱い痛みの部分がクローズアップされるようになるためです。これまで自覚していなかった痛みが、浮き彫りになるのです。

5. まとめ

鍼灸治療は肩こりや腰痛などの症状に加えて、ダイエットや小顔などの美容的な面でも効果が期待できます。ダイエットは実践しているものの、なかなか効果があらわれずにお悩みの方も、体質改善のために一度試してみましょう。

「太田ウィル整骨院」では美容鍼の施術を行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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