産後矯正

産後矯正を利用する際に知っておきたい、効果の上がる頻度とは

産後矯正 頻度

妊娠出産で開いた骨盤を元通りに戻すことで、産前やそれ以上のスタイルになりたいのは、ママたちの共通の思いではないでしょうか。
また妊娠・出産から育児へと、体の負担は増える一方で、辛い症状をかかえた状態での育児は本当に大変です。
これらの不調も骨盤を矯正することで、軽減されるのです。

しかし同時になにかともの入りの出産を終え、これからも子育てにお金がさらにかかることを考えると、頻繁に通うのは難しいと考える方も多いことでしょう。
また赤ちゃんの育児に時間がとられ、赤ちゃんを簡単に預ける先もない場合、金銭だけではなく時間の確保も大きな問題となります。
かといって回数を減らして通っても、効果がないと意味がありません。

今回は産後矯正にはどれくらいの頻度で通えばよいのか、どういった効果があるのかについてご紹介いたします。

1. 産後に骨盤矯正のメリット

まずは「本当に矯正を受けるべきか」を、考えてみるところからはじめましょう。
以下では産後に骨盤矯正を行うメリットをあげていきます。

1-1. 骨盤を正常な位置に戻すチャンス

効果のある骨盤矯正は、産後2ヶ月くらいから半年~1年くらいまでに受けた方がよいといわれています。
もちろんこの時期を過ぎても、矯正を行うことは可能です。

しかしこの時期がよいとされていることには、理由があります。
出産の準備や出産でゆるんだ骨盤は、半年ほどかけてゆっくり元に戻ります。
その間骨盤をつなぐ靭帯はゆるんでいて、骨盤はグラグラしている状態です。
その元に戻る過程で、無理なく正常な位置に戻せるチャンスがこの時期となっているのです。

1-2. 産後共通しているママたちの悩みを解消

骨盤が正常な位置にもどることで、数多くの産後特有の悩みの解消につながります。
骨盤を出産前よりもよい状態にするため、以前から悩まされていたことの改善にもなっていきます。
以下ではどういったよいことがあるのか、詳しくみていきましょう。

2. どんな悩みを解消できる?

産後特有の悩みだけではなく骨盤を正常な位置に矯正すると、以下のようなメリットがあります。

2-1. 肩こり腰痛の改善

とくに妊娠中は重いおなかを支えているため、腰痛に悩まされます。
出産後も開いた骨盤が元に戻る過程で正しい位置に戻らないまま固定してしまうと、腰痛は治らないまま慢性化してしまう可能性もあるのです。
また骨盤の位置を正しく矯正することで姿勢もよくなり、肩こり解消にもつながります。

2-2. 尿漏れ

尿漏れには出産後悩む女性が多くいます。
出産後の尿漏れは、骨盤の底にある筋肉が弱まることが原因とされているのです。
尿漏れの解消には骨盤のゆがみをなくすこと、そして骨盤が正しい位置に矯正されることで、骨盤周りの筋肉が正しく使われ鍛えられることが重要だといわれています。

2-3. ポッコリお腹の改善

骨盤が開いた状態になると、内臓も下がってきてしまいます。
それがポッコリお腹の原因です。
骨盤を矯正することで、内臓が正しい位置に戻ります。

2-4. 疲れにくい体になる

骨盤を正しい位置に戻すことで、内臓は正しい位置で正常な働きができるようになり、血流やリンパの流れもよくなります。
そうすると内臓も健康になり、疲れにくい体が作られるのです。

2-5. 代謝向上

血流やリンパの流れがよくなると、冷えの解消になります。
この理由は代謝がよくなることにあります。
代謝が向上すると、太りにくい体が作られるのです。

3. おすすめ頻度と効果

それではどれくらいの頻度で通えば、効果が期待できるのでしょうか。
以下に詳しくみていきましょう。

3-1. 産後1ヶ月は安静!

まず出産後1ヶ月は、絶対安静です。出産は全身の体力を消耗する大仕事です。
元の調子に戻るまでは、少なくとも1ヶ月はかかります。
この時期はできるだけ赤ちゃんのことと、自分の体だけのことを考えるようにしましょう。

3-2. 始めた1ヶ月は集中的に

出産2ヶ月後には矯正に通えますが、無理のないようにしましょう。
通いはじめは集中的に通う方がよいといえます。
頻度としては週に一度です。
この頻度で通う理由は、骨盤を正しい位置に定着させるためです。
一度の施術では長くかかって歪んでしまった骨盤は、そのときには戻ってもすぐ歪みを戻してしまいます。
それを定着させる必要があるのです。

3-3. 2ヶ月、3ヶ月目は様子を見つつ

その後は10日に1回・2週間に1回と、骨盤周りや底の筋肉を鍛えると同時に、骨盤の定着具合をみながら期間をあけていくことになります。
個人差はありますが、合計7~10回ほどが理想的な回数と考えられます。

3-4. 4ヶ月以降はメンテナンス期

その後はメンテナンスをする意味でも、1度か2度通うのが理想的ではあるのです。
座り方の癖や育児で骨盤がまたゆがむことも考えられるためですが、そういったことのないよう日々の生活も気をつけるとよいでしょう。

4. まとめ

今回は気になる産後矯正の頻度に焦点をあててみてきました。
お子さんが1歳を過ぎて歩きはじめると、さらに時間が取れなくなってしまうので、2ヶ月を過ぎたあたりから通うのがよいでしょう。
産後の育児を健康な体で乗り切るためにも、産後の骨盤矯正は通う価値はあるといえます。

「太田ウィル整骨院」では、産後でも無理なく通えるプランをご用意しております。
不安な点がありましたらぜひお気軽にお尋ねください。皆様からのご相談を、心よりお待ちしております。

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